住職紹介


西村 信也 にしむら しんや

1964年 福岡県北九州市八幡西区の浄土真宗本願寺派 無量山 西法寺に生まれる
龍谷大学文学部仏教学科真宗学 卒業
龍谷大学大学院仏教学科真宗学 修了


龍谷大学は、浄土真宗本願寺派の大学で、総合大学としては日本一古い由緒正しい大学です。
京都の西本願寺の境内地にある龍谷大学の本館は、重要文化財に指定されています。
真宗の教えだけではなく、仏教全般の研究も盛んで、他宗の僧侶も多く学んでいます。

西村 信也

大学院終了後、伝道院にて研修を終え、本願寺派布教使を拝命

伝道院とは、本願寺派の布教使を養成する所で、現在では住職課程と呼ばれています。
約3ヶ月間の研修で、朝5時前に起床し、掃除・勤行・朝食・講義・布教実演等の研修を、伝道院内の寮で共同生活をしながら行ないます。
研修の最後に、ベテランの布教使の先生に連れられて、布教の旅に出て、実際のお寺の法座で布教の実践をします。


伝道院を卒業ののち、南米旅講師の辞令を拝命し、ブラジル・アルゼンチンの寺院を布教

南米サンパウロ別院
サンパウロ本願寺に集まる門徒

1994年 殿試に合格し、輔教を拝命

殿試とは、本願寺の門主(殿)が直接試験問題を出されるので、そう呼ばれます。
ある一定の資格を有する者が、殿試に臨めます。
試験は、江戸時代から変らず黒衣・黄袈裟を着用し、対面所の東隣りにある東狭屋の間で行なわれます。それは、東狭屋の間の天井に沢山の経典が描かれていることに由来します。
輔教とは、本願寺が正式に認めた真宗学者のことです。

対面所、別名鴻の間

1995年~1997年 宗学院在籍

宗学院とは、大学院を卒業した者・輔教の資 格を有するものの内、特に優秀であると認められた者が在籍する所です。
期間は3年間で約5~6名の方が入学されます。
毎年それぞれが自由テーマで、研究論文を発表していく個人研究と、宗学院で取り組んでいる研究をそれぞれに割り当てて研究するしている共同研究があります。
これらの研究論文は、宗学から論文集が発行されています。

西本願寺

1999年     佐賀市諸富町 耀 光徳寺 永島奈々美と結婚
1995年~2000年 福岡教区基幹運動推進委員会委員
2000年~2002年 福岡教区布教団役員
         福岡教区若い布教使の会副会長
         毎日文化センター仏教講座にて「大無量寿経」の講座を開く
2003年 本願寺より都市開教専従員を拝命。横浜市に西法寺を開設
2011年 神奈川県より、宗教法人の認証を受ける
現在 浄土真宗本願寺派 東京教区 神奈川組 西法寺 住職

ダライ・ラマとの面会

チベット語から中国語・日本語と、二人の通訳を通して、面会の後も、話が尽きず立ち話