コロナ流のお盆 2021-08-27

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長雨と暑さが交互に来ている夏です
植木鉢の小菊が この真夏に息も絶え絶えに少しばかりの花を咲かせています
裏庭の山吹は この春にこぼれるほどの花を付けたのに この暑さの中 また黄色い花を咲かせています
植物も自然の中に有りながら 最近の気候にこまっているように見えます

お寺では 今年のお盆はワクチン接種2回終えられた方のみのご参詣
本堂ではプラズマクラスター付き空気清浄機フル稼働させ
分散していただいてのご法要といたしました
接種がまだの方や法要にご都合が付かない方は10日くらいからそれぞれにお墓参りくださいました

住職のご法話はコロナ感染予防のため ざんねんながら短くしていただき
しかし、みなさま3日間真剣にお聴聞くださいました
14日は大雨の予報も出ていましたが 遠近各地より ようこそのお参りでございました

お参りのみなさんとお話をしていますと
「 ワクチンを打ったので運動を始めました ロコモぁは結構効きますよ 」とか
「 家の中がずいぶん片付きました 」とか
「 料理に時間をかけるようになりましたよ 」とか
「 人とあまり会うことがなくなって 自分の時間が増えたので 分厚い本を行ったり来たりしながら読んでいます 」とか
「 食べて動かないから太っちゃったわ~ でも、しゃべることが少なくなっちゃったから声が細くなっちゃって、、 」とか
やはりお顔を見ながら話を聞くと 私もあなたも ともにこの状況をがんばっているんだなと思えて心を温められます

大きな木は風に揺れて 大きく揺さぶられてこそ深く広く根が張って太く大きく育つといいます
逆に風が吹かない状態だと 自分の重みを支えきれずに倒れてしまうそうです
今、私たちも揺さぶられながら鍛えられているのかもしれません

今年はお墓に不思議な灯籠が供えられました
私も住職も初めて見ました とってもカラフルです
「 ご住職も坊守さんも見たことがないでしょう? 」と
昨年ご往生なさったご主人のお墓にお持ちくださったのでした
広島の呉ではお墓にたくさんお供えなさるのだそうです
「 呉ではお墓がにぎやかでしょうねぇ 」
それぞれの地域色がお墓にもあるとは知りませんでした

さて、若い世代のコロナ感染の増加を考慮して 横浜市は学校の夏休み延長を決定しました
まだまだ、経験したことのない日々がつづきそうです
コロナが終息に向かう様子が見えたら 9月にはお彼岸の法話会を開き それとは別に
この様な時期に必要な 呼吸とストレッチの集まりを開こうと準備をしていましたが
楽しみは少し先延ばしいたしましょう

体調が悪くて縁あった体の専門家の先生に習いました
「 足の指に重心をかけて 足の親指の第一関節を立てる 」と言われて
「 何を言っているのか意味がわからない 」
と最初はまったく曲がらなかった足の親指の第一関節が
意識してそう心がけてみたら なんとなく曲がってきて
今までなかった土踏まずが うっすら出来てきたおどろき!
背中の筋肉を柔らかくしておへその下に意識を集中すると肋骨と肋骨の間がのびて なんて気持ちがいい!
外にばかり目が向きがちで一番自分のことがわかっていないとよく言いますが
あたまの中身だけでなく体も然りです
落ち着きましたら改めてお便り等でお誘いさせていただきます

まだまだ残暑が厳しく疲れも出やすい時期でございます
みなさま どうぞ大切にお過ごしくださいませ

なもあみだぶつ