暑い暑い 7 月 13 日 (日) 西法寺では7月の盂蘭盆会法要をお勤めさせていただきました
ご講師は名古屋より 真宗大谷派 有隣寺 ご住職 祖父江佳乃 師 でございました
祖父江先生 ご遠方より ありがとうございました

またお参りの皆さまも お暑い中を ようこそお参りくださいました
だんだん歳を重ねると このような暑さは 辛いですね
このお寺は 階段までありますし
当然 足は重いし、、体はだるく、、エアコンのきいた部屋で涼んでいたいと思われたでしょうところを
ようこそ ようこそ

聖徳太子の時代から 「和をもって尊し」と 耳にはよくしたものですが
『和』ってどういうこと? 先生に問われて一瞬答えを考えました
あらためて 浄土真宗聖典の『憲法17条』に眼を通すと
一 にいはく、
和(やわ)らかなるをもって貴しとなし、さかふること(背き逆らうこと)なきを宗となす。
二 にいはく、
篤く三宝を敬ふ。
国つくりの始めに聖徳太子により 今もよその国にはないこの政治理念が置かれたことを 改めて思い起こされたことでした

先日、若い方と昭和的に話しをしていて「 今の時代はその頃とは違うから・・・ 」ということを言われて
「 そうかなぁ 」 そうであっても 「 ホントにそれがあなた達にいい事なのかなぁ 」
私の頭は 頑固おばちゃんです
むかし人が育てられて有り難かったご縁を 若い誰かにわかるはずはありません

和をもって貴し と言われた時代
男の方も「もののあわれ(だって涙が出ちゃう)」と歌に歌って良い時代だったと仰いました
のちに儒教が入ってきてから 「男は泣いてはいけません」と変わったと
今はまた それも変わってきている気がいたしますが
「 だって涙が出ちゃう 」ことは あります
どうしようもないことも
そこにこそ お救いの光が見え お念仏がこぼれます
このたびも 大変ありがたいご縁でございました なもあみだぶつ