桜や 菜の花 タンポポに スミレ
華やかなところで言えば 牡丹の花も春の花。
春は爛漫です
今年のお釈迦様のお誕生日をお祝いする『 花まつり 』は4月8日を挟んで
本堂入り口に1週間ほど、誕生佛を花でお飾りしてお寺にお参りの皆さまのご縁に合わせてお参りいただきました





昨日朝のお勤めをした後に、住職と話し込んでしまいました
三蔵法師鳩摩羅什と三蔵法師玄奘という、仏教の経典を漢訳なさったお二人の話し。
「 当時の中国、姚秦(ようしん)の皇帝は、なぜアフガニスタンにルーツを持つ僧侶の鳩摩羅什を自国へ手に入れるため戦までお越したの? お釈迦様の教えはなぜそんなにまで必要とされたの? 」と。

「 漫画のキングダムのように中国は広大で様々な人種が入り乱れて群雄割拠して争いがつづいた。例え一旦勝ってもすぐに取って代わられたから、どんな人種の人間でも、どんな主義の人間にも通じる法が欲しかったんじゃないかなあ。人が法を縁に生きれば安心して生きられると、そのことが国を安定させて永く滅びない礎になると考えたんじゃなかろうか 」

昨日のご法事で住職が「南無阿弥陀仏とお念仏したならば浄土に佛として生まれることができるんですよ」とご法話で申し上げましたら
「 え!? 修行もしていないのに!? 」と仰る方があったと言います。
朝は住職と小難しい話しをしましたが、修行もしていない私たちが佛として生まれる国が準備されていて迎えていただける。確かにこうであれば、こうであるはず、という世界では在りえない話です。
住職は「 貴方いいこと言うねえ~。ちょっと話し、長くなってもいいですか? 」と、なぜ私たちは修行もせずにお念仏もうさせていただくことで佛にならせていただけるのか、その因縁をゆっくりと皆さまにお話ししたという事でした。
ほんとうに彼女が仰ったように「 え!? 」という話しです。素直な声がでることほんとうに大事。大切な方のご法事なればこそです。
お釈迦さまがお生まれになられて、多くの人にその教えは語り継がれ、三蔵法師に訳されて海を渡って親鸞さまというお坊さまを生まれさせ、ずっとずっと経ってこの横浜に西法寺が誕生して24年、そこで昨日の本堂のご法事で「 え!? 修行もしないで佛になれるんですか!? 」とお念仏に縁遠かった人がお念仏をなさった。
戦争があろうとも無かろうとも必ず来るこの私の命の終い。わからんその先に光が見えるなんて「 え!? 」と驚くほどのことです。
お釈迦さまご誕生のお陰で、どれ程の人がご縁に恵まれて、お浄土に佛として生まれさせていただく安心をいただかれおられることでしょう。安心をいただくことで、どれ程生きている間に、争いあうことも減らされてきたことでしょう。
今年も遠いご縁を思いつつ、花の季節のお誕生祝いができました
なもあみだぶつ
