残暑お見舞い申し上げます 2020-08-26

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長梅雨のあと 陽射しが肌を刺すような暑さがつづいております
残暑お見舞い申し上げます

日本中どの地域のみなさまも 今年は創意工夫のお盆をお過ごしだったことと存じます
西法寺でもご家庭へのお参りは少人数の出席者にしていただいて 
お寺の本堂でのお参りは数日間に分けて 分散お参りをお願いさせていただきました

おかげ様で いつもとは違った形にはなりましたが 恙無く今年のお盆も終えることができました
お暑い中を ご協力くださいましてありがとうございました

この七月のある夜中に 
住職が 「 ちょっとおかしいから 起きて見てくれないか 」 というので起きて何事かとききましたら
トイレの中が真っ赤になっていました  血、、、
どう見ても昨日食べたスイカではありません
突然の事で頭は動転しながら電話をして 病院へ行きました
大量に出血していましたから 貧血で倒れてはいけないから直ぐに入院なさいと言われて大慌てです
その日は日曜日で 数件のご法事があったのですが 皆様のご協力をあおいでどうにか難なく終えることができました
大騒ぎした割に 検査の結果は大したことはないということでした
もう若い時の様なやり方ではいけないということ 
ご協力くださった皆様ありがとうございました 本当にご心配おかけしました

こんなことはある あんなこともある
頭ではいつも想像します
しかし「 いざ 」と言う時はうろたえるものです
そしてこの度も 私と貴方は代わってあげることはできない命同士なんだなぁ と改めて思いました
昔 息子さんが事故にあったため 向かう飛行機の中で 「 ご教化に遇いよるばい 」と頷きあうご夫婦の言葉を何かで読み 
ご教化とは? と思ったことがありましたが
このことなのだなぁ と思い出しました

縁あって家族になって 共に親になり
笑って 怒って 喧嘩して
ずっと 若いと勘違いしていましたね
生きているって 気が付かない間もきっと私に 大切なことを教え続けて下さっているのですね

「 お前はどこに向かう? 」
「 今 ここ は どこに続く? 」
また 改めて問われ 立ち返っておぼつかない足元を見たことでした

〇〇キログラムあった住職の体重は 点滴だけで1週間入院の断食ののち
退院後-5キログラムとなってご門徒の皆さんを心配させましたが
本人曰く「 快調快調 体が軽いって気持ちいい~ 」 と笑います
でも 私は痩せっぽっちになった住職とは今までの様に喧嘩はできません
私もまた改めて 日常を見つめなおしています

残暑とはいえ かなり厳しい暑さが続いております
皆さまも どうぞ体調にはお気をつけて 大切におすごしくださいませ

なもあみだぶつ