今年の5月も お寺の紅葉の若葉は いつものように風にゆれています
今年横浜に吹く風はちょっと強めです
コロナ疲れが言われましたが
わたし達は だんだんこの感じにも慣れてきています
こうしているときにも
遠くで 近くで どなたかが懸命に働いておられ
どなたかは 消えようとするいのちの灯火を消すまいと 懸命に息を継いでいらっしゃる
懸命に命を支えてくださってありがとう
手紙を 荷物を届けてくださってありがとう
捨てられる物を運んでくださってありがとう
不機嫌そうにズラリと並んで順番を待つ客に いつものように接客してくださるレジの店員さんありがとう
わがお寺は 壁が少ない代わりに 窓が多いです
ですから ご法事やお葬儀もごく少人数で 窓を開け放してのオープンエアーで行っています
今 私たちに出来ること
「 お花屋さんにもいけないでしょう? 」と
りっぱな『葉蘭』をお持ちくださいました
ありがとうございます
ご法事で お供えの菓子とは別にケーキを焼いてお持ち下さったkさん
ケーキもお供えさせて頂きました
ありがとうございます
ケーキとは別のkさんは 住職が大好きなタラの芽や ウド 東北の本当に山で取れた山菜を届けて下さいました
住職の前に仏さまへ ありがとうございます
散歩の途中に「 仏さまにお供えしてください 」と可愛いイチゴを届けて下さいましたSさん
ありがとうございました ( お下がりで イチゴ飴ができました )
親戚からは関東の様子を心配して「 あまり買い物に行かなくていいように 」と
山のように大根 キャベツ 椎茸にジャガイモ 人参 缶詰めと消毒液も 送っていただきました
助かります ありがとう ( 大根 椎茸は 干して嵩を減らしていただいてます )
コロナによっていろいろな悲しみや 苦しみや 忍耐や やさしさを改めて感じ
当たり前は有り難いことなのだと知らせていただいています
マスクなしの日常は今は想像できませんが
今はその日が光って見えます
その日のために 今日できることを
なもあみだぶつ